6月6日は、スウェーデン国旗の日。1523年、グスタフ・ヴァーサがスウェーデンの国王になり、デンマークから独立を果たした日に由来して制定されました。
© Maik-T. Šebenik
また、建国記念日でもあるこの日は、国旗カラーである青と黄色で彩られた民族衣装を纏い、風船を飛ばす人びとや国王夫妻をはじめとした王室のメンバーが馬車に乗ってパレードをするなど、ストックホルムの街は祝福ムードに包まれます。
ストックホルム宮殿
© Karlheinz Klingbeil
ヴィスビュー
© Marie Sahlén
ほかにも、ガムラスタン地区のストックホルム王宮が無料公開されたり、日本では『魔女の宅急便』の舞台としても有名なゴットランド島でも国をお祝いするパレードが行われたり、各地でさまざまな催しが。ちなみに、ゴットランド島中心部のヴィスビューは、その美しい景観と歴史的価値から、1995年にユネスコ世界遺産に登録されています。中世の街並みや遺跡が色濃く残っており、そこはまさに絵本の世界。
ストックホルムのガムラスタン地区
© chas B
その他、南部の都市マルメや、西海岸に位置するイェーテボリなど、各地の街々にカラフルな建物や石畳の風情のある美しい街並みが残っています。6月下旬の夏至祭と合わせて訪れてみるのもおすすめです。
Yayoi Arimoto
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Yukimi Nishi
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