今日はバーンズ・サパー・デー!スコットランドを代表する国民的詩人、ロバート・バーンズの誕生日を祝して、1月25日に制定された記念日です。
NYのセントラルパークにもあるロバート・バーンズ像
© Marco
彼は詩作だけでなく、スコットランド民謡の収集、普及にもつとめました。日本では「蛍の光」として知られるスコットランド民謡「Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)」の原詩も、バーンズによって書かれたんですよ。
© ScotGov Rural
スコットランド地方では、1月25日の夜、バーンズの作品を朗読しながら伝統的な肉料理「ハギス」を食べる風習もあるそう。ハギスは羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でた、プディング(詰め物料理)の一種です。こってりしていて、ハーブの効いた味わいなんだとか。ハギスとウイスキーを味わいながら、バーンズの『ハギスに捧げる詩』を読み上げ、食後には参加者みんなで手を繋ぎながら「Auld Lang Syne」を歌います。
© Connor Beaton
一見風変わりな儀式にも思えるバーンズ・サパー・デー。そこからは、バーンズの詩がいかにスコットランド国民の文化の根底になっているかが伝わってきます。
Yayoi Arimoto
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