今日はジョン・レノンの命日です。ビートルズのギターボーカルを務め、解散後も精力的に音楽活動、そして反戦活動をつづけた彼は、歴史に名を残すロック・アーティストです。
42年前の今日、彼がレコーディング帰りに射殺されたというニュースは、世界中に大きな悲しみと衝撃を与えました。事件のあった8日夜には、レノンの自宅であるニューヨークのダコタ・ハウスや、搬送先のルーズベルト病院にファンが殺到。そして、ファンによる追悼集会が夜を徹して開かれました。レノンはまだ、40歳という若さでした。
ジョン・レノンがポールマッカートニーとともに作った名曲のひとつ、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(Strawberry Fields Forever)」は、レノンゆかりの地がモチーフになっています。
リバプール郊外に生まれ育ったレノンは、家の近所にあった孤児院「ストロベリー・フィールド」に行っては施設の子どもたちと遊ぶ幼少期を過ごしていました。「ストロベリー・フィールドよ永遠に」というその歌詞からは、彼の望郷とこの地への愛が感じとれます。赤い門が印象的なストロベリー・フィールド孤児院は、彼のソロ曲のミュージックビデオにも登場するほど、レノンが特別に想っていた場所です。
現在のストロベリー・フィールドは一般公開され、この孤児院の歴史やレノンの幼少期について、そして「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」の直筆草稿などが展示されています。 この施設での売り上げは、学習障害をもつ子どもたちへの寄付に使われるのだそうです。
今は亡きジョン・レノンが大切にしていた、ストロベリー・フィールドの地。彼のファンはもちろん、そうでなくとも、レノンからの平和と愛のメッセージを受け取ることができるかもしれません。
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