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ルミネ大宮ーいつもの私、はじめての私、交差する街。
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2025.10.01
10 min read
生活者、働く人、学生、旅人……いろんな人たちが行き交う交差点のような、埼玉の大宮。自分に帰れる「いつも」と、+αの発見も得られる「はじめて」もくれる街を歩いた、LUMINE大宮×TRANSITの旅企画。
大学時代に雑誌「HIGH(er) magazine」を立ち上げた編集者haru.さんは、学生時代にドイツで暮らし、大人になってから東京で暮らしつつ、埼玉で生まれ育ったルーツもある。そんなharu.さんに「いつも」に出合える大宮の場所を発見してもらった。
Photo : Michi Nakano
Model:haru. Styling:Eri Takayama Hair make-up:Kika Text:Kei Kawaura Edit:Maki Tsuga(TRANSIT)
Index
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haru.さんは埼玉県出身のクリエイティブディレクター。幼少期と高校時代をドイツで過ごしたのち、大学時代にインディペンデントマガジン「HIGH(er)magazine」を創刊。現在は、クリエイティブやコンテンツを制作するHUGを立ち上げて活動している。
大人になってから、ふとしたきっかけで中学時代の友人たちと再びつながる機会が増えてきたというharu.さん。地元・埼玉の仲間とは、今では職業もライフスタイルもそれぞれ異なるが、そんなとき待ち合わせるのが大宮だという。「大宮は、私にとって昔の友人や時間に、“再び出会う場所”なんです」とharu.さん。そんな大宮を「いつも」の視点で歩いて発見しにいく。
クリエイティブディレクター
haru.
1995年生まれ。幼少から日本とドイツを行き来して育つ。東京藝術大学在学中にインディペンデント雑誌HIGH(er)magazineを編集長として創刊。2019年に株式会社HUGを立ち上げ、クリエイティブディレクション事業を展開。オルタナティブロックバンド「羊文学」のアルバムアートワーク他、化粧品ブランドORBISのpodcast番組「月曜、朝のさかだち」のパーソナリティを務める。
2024年には”人生の主役になるための下着”をテーマに、インナーウェアブランド「HEAP」をローンチ。ブランドのコンセプトブックとしてHIGH(er)magazineを5年ぶりに復刊する他、雑誌の世界観を拡張したPodcast番組「take me high(er)」を配信中。
1995年生まれ。幼少から日本とドイツを行き来して育つ。東京藝術大学在学中にインディペンデント雑誌HIGH(er)magazineを編集長として創刊。2019年に株式会社HUGを立ち上げ、クリエイティブディレクション事業を展開。オルタナティブロックバンド「羊文学」のアルバムアートワーク他、化粧品ブランドORBISのpodcast番組「月曜、朝のさかだち」のパーソナリティを務める。
2024年には”人生の主役になるための下着”をテーマに、インナーウェアブランド「HEAP」をローンチ。ブランドのコンセプトブックとしてHIGH(er)magazineを5年ぶりに復刊する他、雑誌の世界観を拡張したPodcast番組「take me high(er)」を配信中。
HP
いつもの大宮Spot
氷川参道は、大宮の地名の由来ともなった、武蔵一宮氷川神社へ続く道。大宮駅東口から徒歩10分ほどのところにある全長2kmの参道で、ケヤキ並木が四季の移ろいを報せてくれる。沿道には甘味処やカフェ、レストランが点在し、お散歩がてら立ち寄る楽しみも。都会の喧騒を離れ、自然に包まれた時間を過ごせる場として、地域の人はもちろん、遠方から訪れた人にも、オアシスのような存在になっている。
haru.
夏は涼しくて、秋は葉っぱが色づいて、街中にいても季節を感じられる場所ですね。建物も参道の並木も、古くからここにあるという感じがして、駅前とはまた違う時間が流れている気がしますね。
〈伯爵邸〉は、大宮駅前にある洋食レストラン。昭和の香り漂うレトロな空間で、ナポリタンやサンドイッチ、パフェなどの洋食がいただける(どれもボリューム満点!)……と、ここまではふつうの洋食店のようだけど、驚くべきはそのラインナップ。和食、沖縄、中華、タイ、インド、ネパール、ウイグル料理も揃う。さらには24時間営業で、モーニング、ランチ、深夜まで訪れる人が絶えない。サービス精神が溢れ出した、唯一無二の大宮の名物スポットだ。
haru.
ナポリタンとフルーツパフェを注文したけど、友だちとシェアするのがちょうどいいくらいのボリュームでしたね(笑)。いろんなカルチャーが混じり合ったお店の雰囲気が、“埼玉っぽい”と思いました。
〈さいたま市大宮盆栽美術館〉は、盆栽の魅力と歴史を伝える世界初の公立盆栽美術館。実はこの美術館から歩いて数分のところには、住所に「盆栽町」と名前が刻まれた地区がある。1923年に起きた関東大震災で被災した盆栽業者が、盆栽に適した場所を探して大宮に移り住んだという歴史があるのだ。
美術館には、元総理大臣や石油王など名だたる人たちが所有していた名物盆栽も展示されていて、定期的に入れ替わる。ほかにも盆栽にまつわる絵画資料などを展示していたり、盆栽を購入できるスペースもある。静寂と緑に包まれながら、日本の美意識に触れられる癒やしの空間だ。
haru.
推定樹齢が300年、1000年といった盆栽が並んでいるのを見て、私も日々に追われるだけではなくて、もっと長い目でいろんなことを見ないといけないなという気持ちになりました。私も盆栽をはじめてみようかな(笑)
さいたま市大宮盆栽美術館
住所
TEL
時間
定休日
大宮のお隣の浦和に実家があって、小中高までは埼玉やドイツ、ほかの都市をいったりきたりして育ってきたharu.さん。そんなharu.さんが、昔からある「いつもの大宮」を巡って感じたことはーーー?
haru.
故郷はどこ? といわれると、実は迷ってしまうんです。
生まれたのは宮城で、そのあとはドイツと埼玉で暮らしていて、『ここが私の地元』だという場所があまりないんですよね。
haru.
でも大宮をこうして歩いてみて、ときどきすごく懐かしさを覚える風景に出会うことがあって。自分はこういう場所にノスタルジーを感じるんだということが知れて、それが新鮮でしたね(笑)。
これまでは、場所にこだわりをもたないようにしてきたんです。それは離れるときに寂しくなってしまうから。でも、こうやって大宮を歩いていて、場所に対して懐かしんだり愛着をもったりしてもいいんだなって、はじめて思ったかもしれません。
定番のブルーデニムを、セットアップで着こなした秋冬コーディネート。赤いフラットシューズやレオパード柄ニットでもアクセントを添えて。
ユニオン ヘラクレス メイドのデニムジャケット¥40,700、デニムパンツ¥34,100、ヘルスニットのハーフジップトップ¥7,920、トリー レザーのベルト¥14,850、ブリックのバッグ¥29,700、マルティニアーノの赤フラットシューズ¥82,500(フレームワーク ルミネ大宮店)、スピック&スパンのレオパード柄カーディガン¥27,500(スピック&スパン ルミネ大宮店)、ジュエリーは私物
●問い合わせ先
フレームワーク ルミネ大宮店
埼玉県さいたま市大宮区錦町630ルミネ大宮 ルミネ2・3F
048-650-1070
スピック&スパン ルミネ大宮店
埼玉県さいたま市大宮区錦町630ルミネ大宮 ルミネ2・3F
048-647-3322