花梨の個展「アステロナに夜が降る、
それはピンクで青で淡い水色。」
@代官山・SISON GALLERy  6/29まで開催

花梨の個展「アステロナに夜が降る、
それはピンクで青で淡い水色。」
@代官山・SISON GALLERy 6/29まで開催

People: 花梨

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2025.06.19

1 min read

独自のコラージュ表現を中心に作品を制作し、幻想的かつどこか懐かしさを感じさせる世界観で注目を集めているアーティストの花梨さん。「夜」をテーマにした個展「アステロナに夜が降る、それはピンクで青で淡い水色。」が、代官山SISON GALLERyにて開催中だ。

モデルとして活動する一方で、国内外への旅や日々の経験をインスピレーション源に、コラージュアーティストとして精力的な創作活動をつづけている花梨さん。
 
TRANSIT47号バルト特集では3国を縦断した際の紀行エッセイを執筆したり、TRANSIT.jpでは、プライベートで訪れたモロッコ旅の様子を瑞々しい写真と文章で綴ってくれました。
 
今回の展示「アステロナに夜が降る、それはピンクで青で淡い水色。」では、約1年ぶりとなる東京での個展となり、「夜」というテーマのもと制作された新作を中心に展示・販売を行っています。
 
本展の詩的なタイトルが示すように、日暮れから夜明けまでの色彩のグラデーションや、人間と魔界との境界を感じさせるような時間帯そんな「夜」がもつ多層的な表情を、花梨さんならではの視点で描き出します。

「夜にはいろんな色彩がある。日暮れから翌朝まで、夜のグラデーションは刻一刻と変わっていく。夜は私にとってファンタジーの時間。日が暮れた直後の残照の時間は、人間の世界と魔界との、境界の時間。」(花梨)
 
*作家のロングインタビューはこちら(SISON)
 
花梨さんが描く夜には、感情や記憶、少女時代の夢や読んだ本の情景、旅や音楽、など、彼女の記憶と感性が一つひとつ丁寧にコラージュされています。
まるで書きかけの絵本の一場面のように、観る者を物語の中へと誘う幻想的な作品たち。
見る人それぞれの「夜」の記憶や感情をそっと呼び起こす、そんな展示空間をぜひご体感ください。

Information

花梨 「アステロナに夜が降る、それはピンクで青で淡い水色。」

期間

2025年6月14日(土)〜6月29日(日)

場所

SISON GALLERy (東京都渋谷区猿楽町3-18)

時間

13:00~18:00 (29日は17時まで)

休廊日

月曜、火曜

01

Profile

花梨(KARIN)

1997年、東京都生まれ。コラージュアーティスト・モデル。広告、雑誌、音楽・映画関連のアートワーク提供に加え、アパレルブランドや店舗とのコラボレーションも展開。これまでに東京・京都・バンコクなど国内外で個展・グループ展を開催。主な個展に「I swim inside of me. 私は私の中を泳ぐ。」(2022年)、海外初展示となった「TUTTI FRUTTI: Japanese Contemporary Art in Bangkok」(2024年)などがある。

1997年、東京都生まれ。コラージュアーティスト・モデル。広告、雑誌、音楽・映画関連のアートワーク提供に加え、アパレルブランドや店舗とのコラボレーションも展開。これまでに東京・京都・バンコクなど国内外で個展・グループ展を開催。主な個展に「I swim inside of me. 私は私の中を泳ぐ。」(2022年)、海外初展示となった「TUTTI FRUTTI: Japanese Contemporary Art in Bangkok」(2024年)などがある。

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Yayoi Arimoto

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