タスマニアを発見した日!

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タスマニアを発見した日!

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2025.11.24

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オランダの航海士アベル・ヤンスゾーン・タスマン(Abel Janszoon Tasma)は、1642年11月24日、西洋人として初めてタスマニアを発見しました。
 
タスマンはオランダ東インド会社の命令で、1638年に日本沿岸で金銀を探査後、1642年から43年にかけてオーストラリア大陸周辺をオランダ人としてはじめて調査した人物です。その際に、大陸の南にも島を発見。後にタスマン島と呼ばれるようになりました。

© Lochlainn Riordan

現在のニュージーランドも、タスマンが訪れた島のひとつです。タスマンは自身の出身地にちなみ新ゼーラント(Nieuw Zeeland)島と名付けましたが、1840年にイギリス領に組み入れられた際に、英語式のニュージーランド(New Zealand)という名称になったそうです。

© Tim Lippis

タスマニア州には先住民族であるタスマニア・アボリジニが3万年以上前から住んでいたことが分かっており、当時の石器や壁画などが発見されています。

© Patrick McGregor

しかし、アボリジニ狩りと呼ばれる民族浄化等をへて激減。アボリジニ復権の動きはまだまだ途上ではありますが、かれらは白人と混血しつつも文化を伝承し、アボリジニとしての誇り・精神を抱きながら権利獲得運動に取り組んでいます。

© David Clode

オーストラリアの秘境とも呼ばれる自然豊かなタスマニア。ぜひ五感を駆使して歴史の重みと自然の広大さを感じてみてください。

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Yayoi Arimoto

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