印象的な駅貼りポスターのクリエイティブでも知られるiichiko design40周年を記念して、「いいちこ」の"これまでとこれから"を伝える展覧会〈iichiko Design Week 2024〉 が開催されます。 10/9(水)には、「いいちこ」のアートディレクションを長年手がける河北秀也氏と、TRANSIT編集長・林紗代香とのデザインと旅にまつわるトークショーも。
まだまだ残暑が厳しいですが、日暮れが早くなり、秋の訪れを感じるこの頃です。そろそろ本格的な、食欲の秋、芸術の秋の到来。というわけで、そんな季節に足を運びたいのが、東京・渋谷ストリームホールにて2024年10月8日(火)〜10月12日(土)の期間限定で開催される、〈iichiko Design Week 2024〉(主催:三和酒類株式会社)。
今回のイベントは、印象的な「いいちこ駅貼りポスター」をはじめ、「いいちこ」のボトルデザインやその他「いいちこ」に関するすべての広告デザイン、総称して「iichiko design」が2024年に40周年を迎えたことを記念して開催する展覧会です。
「iichikoに触れる」「iichikoを知る」「iichikoを体験する」3つのエリアに分かれた4階から6階までの渋谷ストリームホールの会場では、1984年に始まり、代表作となった交通広告の「いいちこ駅貼りポスター」のグラフィックやプロダクトデザイン、デジタルをからめた展示、ゲストバーテンダーによるカクテル体験、トークイベントなどを通じて、いいちこの魅力を存分に伝える内容になっています。
そこで、気になるイベントの見どころを、フロアごとに駆け足でご紹介します。
まず4階の「iichikoに触れる」エリアでは、 iichiko designを代表する「いいちこ駅貼りポスター」を展示。これまでの40年で制作枚数521枚(※2024年9月時点)となった作品のなかから厳選した40枚を展示。掲載年月やこだわりの紙質、カラー情報に加え、アートディレクターの河北秀也氏による撮影秘話や、その時代の背景、ニュースも併せて展示いたします。
5階の「iichikoを体験する」エリアでは、”iichiko Special Bar「いいちこスペシャルBar」”が開店。世界トップレベルのバー(Angel’s Share NY/Martiny’s/THE SG CLUB/Bar Benffidich/日比谷Bar)から招いたゲストバーテンダーが、日替わりの限定カクテルを提供します。
ドリンクパスを購入した方は、「いいちこ」ブランドの13商品の飲み比べも。13商品について知ることができる体験型のデジタルテーブルも設置されているので、じっくりと実際にお酒を飲みながら知識を深めることができます
最後に紹介するのは6階の「iichikoを知る」エリア。「いいちこ」の”これまでとこれから”を、イラストや豆知識を交えた40のトピックで紹介する展示”All About iichiko「いいちこ大全」”にはじまり、さまざまな分野で活躍する40名の方にインタビューした “iichiko and Me「わたしといいちこ」”や、そのほかにもメインシアターで見る「いいちこ駅貼りポスター」撮影地のロケーションマップや総数2000点以上を誇る「iichiko design」をすべて見ることができるタブレットが設置されています。
また、各商品にフォーカスした日替わりの限定イベントも大注目。食材を用い、ボトルの形を表現して制作している「いいちこスーパー」の広告をイメージし、山本千織さんが生み出す弁当「chioben」とコラボレーションした「日替わりスーパー弁当」の提供や、発酵デザイナー・小倉ヒラクさんが、焼酎づくりに精通する三和酒類担当者とともに、発酵を紐解くトーク&麦麹のテイスティング体験も。
また、「いいちこ」のアートディレクションを長年手がける河北秀也氏のトークショーは、TRANSIT編集長・林紗代香が対談相手を務めます。“少し飲んで、少し旅する。“がテーマの「いいちこパーソン」の広告を題材に、多くの国を旅してきたふたりが伝えたい、世界各地の風景や文化、撮影時の秘話、デザイン制作の裏側など、ここでしか聞けないエピソードをお話します。
そのほかにも、魅力的な展示や限定イベントが盛りだくさん。お酒を飲まれない方や、20歳未満の方も入場可能です。秋が深まる10月第2週、ぜひiichiko designを体験しに、足を運んでみてください。
〈iichiko Design Week 2024〉これまでのiichiko、これからのiichiko
開催日時
開催場所
入場料
主催