世界を旅し、美しい風景や歴史・文化を紹介するTRANSITが、よりよい未来を拓くために、心身にも環境にもやさしいIntoの製品とともに各地を旅します。第1回は、古代からの暮らしが息づく、エジプト・カイロへの旅。
Photo : Yoko Takahashi
Text:TRANSIT
いつかこの目で見たい!と子どもの頃から夢みていたギザのピラミッド。その前に今、私は立っている。1個平均2.5トンだという石は、どうやって、何年かけて、何人もの人が運んだのだろう。およそ140mという巨大な建造物を前に、古今東西の学者たちにより解明されているであろう問いを、抱かずにはいられない。小高い丘に建つピラミッドからは、早朝の陽光を受けたカイロの街が幻のように広がっている。紀元前2250年と2024年が交錯し、得も言われぬ高揚感に包まれた。
丘を下った小道の露店で、スフィンクスとピラミッドを模した置物に目が留まる。かれこれ30年くらいはこの場に鎮座していそうな佇まいだ。すっかり気に入ってコインを渡すと、土産売りのお兄さんは、ここで写真を撮れ、とピラミッドの頂上をつまむようなポーズを促す。いつもなら絶対にしない間の抜けたポーズをとってしまったのは、40度近い灼熱の太陽のせいか。あるいは古代エジプトの熱に浮かされたのか。
真夏のエジプトで日中、長時間出歩くのは危険だ。いったんホテルへ戻り休憩をとることに。ポケットから置物とお釣りのコインを取り出すと、今度は1ポンド硬貨に刻まれた寡黙なツタンカーメンと目があって、
口元が緩んでしまう。お守りのように持ち歩いていたIntoのオイルを首筋に一塗り。火照った身体がスッと軽く、頭もクリアになる。もっと古代エジプトのことが知りたい。夕方は考古学博物館へ出かけよう。本物のツタンカーメンに会いに。
Into | Oil
手首や首に一塗りして香りを楽しめるロールオンタイプのコンセントレートオイル。インド原産で人びとの心身にも地球の環境にもやさしいモリンガの油(保湿成分)を中心に、10 種以上の植物由来成分を配合。気分をリフレッシュさせ、集中力を高めます。
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