5月7日は、ロシア最大の作曲家ピョートル・チャイコフスキーの誕生日!
幼い頃から音楽に親しんだチャイコフスキー。一度は法務省に就職するものの、23歳の時にペテルブルク音楽院に入学したことをきっかけに、音楽家として大成していきます。
チャイコフスキーといえばバレエ音楽。音楽そのものを重視し、オーケストラ編成で作曲した彼の作品は、バレエ音楽の芸術性を高めました。
オーケストラ作品も有名。特に、亡くなる直前に完成した『交響曲第6番「悲愴」』は、彼自身も最高のでき栄えと語る、19世紀後半を代表する交響曲の一つです。
© Marc Biarnès
彼が晩年を過ごしたのは、モスクワ郊外の小さな街クリン。赤レンガの建物が並び、自然に囲まれた美しく静かな街です。
『眠れる森の美女』や『くるみ割り人形』といった代表作を作曲した邸宅は、現在「チャイコフスキーの家博物館」として公開されています。『交響曲第6番「悲愴」』を作ったピアノなどもそのまま残され、音楽ファンなら一度は訪れたい場所。
© Vladimir Varfolomeev
チャイコフスキーは散歩を日課にしていたとか。彼が歩いた緑豊かな地を巡れば、今なお愛される音楽の魅力に触れられるかもしれません。
© Sergey Rodovnichenko
Yayoi Arimoto
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