5月14日は
パラグアイの独立記念日!

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5月14日は
パラグアイの独立記念日!

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2025.05.14

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今日はパラグアイの独立記念日。1811年のこの日、スペインからの独立を果たしました。

© Leticia Chamorro

現在のパラグアイがある領域には、もともと先住民のグァラニー族が暮らしていました。しかし、1521年にスペイン人探検家たちに”発見”されます。1537年、スペイン人はパラグアイ川の入江に面するアスンシオンに港を作り、植民の根拠地としました。ここはヨーロッパへの銀の積出港として栄え、現在では首都になっています。
 
それから3世紀にわたってスペインの支配がつづきますが、1810年に独立を宣言し、総督府の軍隊を撃退、翌年5月14日に独立を達成しました。

© FF MM

パラグアイは観光地としてはあまり知られていませんが、希少な動物が棲む湿地帯や世界的に有名な滝など、手付かずの大自然を楽しめる国です。先住民のグァラニー族は古くから穏やかな性格で知られており、その国民性とスペイン文化が融合した素朴な雰囲気が魅力です。

© Trabajo propio

自然を楽しみたいなら、かつてグァラニー族の休憩所だった「モンダウの滝」は外せません。高さ40メートルの滝が3つ同時に見られる迫力満点のスポットです。世界中から観光客が集まるアルゼンチンの「イグアスの滝」に比べて人も少なく、のんびりと時間を過ごすことができます。

© KANESHIMA Muneharu

国内唯一の世界遺産、「ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群」も独特な魅力を持つ場所です。ここは18世紀にイエズス会が、原住民にキリスト教を広めるために作った集落で、教会や学校、集会所、博物館、住居の遺跡が今なお残っています。

© Sofia6

南米の内陸国、パラグアイ。日本人にはあまり馴染みがないものの、実は隠れた親日国で、日本食レストランも数多くあります。旅先の候補としてもおすすめです。

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Yayoi Arimoto

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