青いものに覆われたこの地球に住む私たちにとって、青は特別な色かもしれません。それは日本においても同じ。島国で海に囲まれ、かつ国土の3分の2が森林であるこの国では、人びとははるか昔から青の世界に食糧や住居など、生活の糧を見出してきました。また民衆の文化が華やいだ江戸時代には、藍染めの着物や暖簾、染付の器など、美しい青の道具が暮らしの中に溢れていました。「青春」に代表されるように、若さや未熟さを表す言葉に青の文字が用いられるのは、日本ならではかもしれません。日本における青色ってなんだろう。色とりどりの青色を探しに日本をめぐりました。
東京空色採集
ケラマンチュの青い春
水色の国に暮らせば
働くものが見つめる紺碧
蒼に宿る神
明日に藍の種をまく
前略、青の大地から
NIPPONの国立公園/三重・伊勢志摩国立公園
etc.
NIPPON青考
青色百景
日本の「青」ができるまで
浮世絵とジャパン・ブルー
東山魁夷と青の世界
etc.
東京、沖縄/慶良間諸島、熊本/熊本市・南阿蘇村・南小国町 他、宮城/気仙沼市、岩手/遠野市、和歌山/熊野古道、徳島/徳島市・上板町・美馬市、北海道/美瑛町・東川町・士別町 他
etc.
最果タヒ、ブレケル・オスカル、足立和也、小林モー子
小野田陽一、小島 脩、竹之内祐幸、福岡秀敏、ニコ・ペレズ、佐々木知子、濱田英明、阿部裕介
etc.