今日は、初期ルネサンスを代表する画家ボッティチェリの命日(1510年)です。
フィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されている『春』
代表作である『春』や『ヴィーナスの誕生』は、皆さんも一度は目にしたことがあるでしょう。キリスト教とギリシャ神話の世界観を融合した作品が多く、美しい色遣いと豊艶な描写が特徴的です。
ちなみに、「ボッティチェリ」という名は本名ではありません。もともと兄が太っていたことから「小さな樽」(ボッティチェロ)と呼ばれおり、そのニックネームを受け継いだものといわれています。
『東方三博士の礼拝』に描き込まれた自画像
ボッティチェリは生涯のほとんどをイタリアのフィレンツェで過ごしました。彼が生まれたヌオーヴァ通りは、デル・ポルチェッラーナ通りと名を変えて現在も残っています。近くには彼の眠るオンニサンティ教会や、世界最古の薬局が併設されたサンタマリアノヴェッラ教会も。
オンニサンティ教会
ルネサンスを代表する名画家が生まれ没した地、フィレンツェ。街を巡れば、あの美しい画風のルーツを目の当たりにするでしょう。
Yayoi Arimoto
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Kazuto Uehara
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