連載:いいちこパーソンに広がる世界の風景

iichiko Person and the World Scenery

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連載:いいちこパーソンに広がる世界の風景

vol.2 台湾
iichiko Person and the World Scenery

TRAVEL & EAT

2024.12.23

4 min read

大都会の台北を離れて、古都・台南を旅する。
爽やかな香りと深い味わいの麦焼酎「いいちこパーソン」を鞄に忍ばせたら
自分だけのカクテルの楽しみを見つけることができる。

Photo : Saori Tao

Text : TRANSIT

果物天国の、オリジナルカクテル。

ローカル線の車窓に、旅情たっぷりの田園風景が流れるのどかな雰囲気から一転、台南駅のホームはたくさんの人で溢れていた。この日はちょうど台湾の建国記念日にあたる祝日「国慶節(こっけいせつ)」で、台湾の京都ともいわれる人気観光地であることを実感。ようやくつかまえたタクシーで、面倒見よく台南情報をいろいろと教えてくれた運転手は、台南に来たならおいしいフルーツをたくさん食べないとね、私たちに念を押した。

古都ならではの場所へ行こうと台湾最古の城「安平古堡(あんぴんこほう)」へ向かう。1624年にオランダ人が上陸して拠点をおき、政治・貿易の中心として発展した台南。オランダ統治時代に「大員」と呼ばれ、「台湾」の由来になった台湾発祥の地ともいわれる。安平古堡はオランダ人が建造した城で、その後オランダを撃退した鄭成功の住まいにもなった。土砂や木を組み合わせて造られた赤茶の城壁は南国情緒漂い、巨大なガジュマルの木には生命力がみなぎる。銅像となり佇む鄭成功は台湾の英雄として知られるが、長崎県の平戸で中国人の父と日本人の母の間に生まれたと知り、それだけで親近感が湧くのだった。
 
右に左に、台南の路地はあてもなくさまようのが楽しく、気づけばスマホの歩数計は2万歩を超えていた。夜市や食堂、レストランなど、食には困らない台湾だが、居酒屋以外でアルコールはほとんど売っていない。食事は食事、酒は酒というスタイルなのだ。持ち込みはOKなお店も多く、この食事には焼酎でしょ!というメニューのときはリュックから「いいちこパーソン」を取り出す。青菜炒めと炒め麺、そしてすっきりとした味わいのいいちこパーソンが、半露店の気持ちいい晩餐にぴったりだ。赤い提灯が連なる老街を、満たされた気分で歩く

赤い提灯が連なる老街を、満たされた気分で歩く。タクシー運転手の言葉を思い出し、フルーツを買って帰ることにした。いいちこパーソンを注いだグラスに、パイナップルやドラゴンフルーツを入れてみる。少し時間をおくとよさそうだ。まずはシャワーを浴びて、旅日誌を書こう。そして、台南の夜を彩る、オリジナルカクテルを楽しもう。

Information

いいちこパーソン

「すこし飲んで、すこし旅す る。」のキャッチコピーそのままに、ポケッタブルな小型のボトルは携帯がしやすく旅におすすめ。うまさを吟味したワンランク上の「いいちこ」は、水割り、オン・ザ・ロックス、そしてお湯割りにも。

希望小売価格

532円(税込)

アルコール度数

25度

容量

300ml

01

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Photo by

Kei Taniguchi

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