連載:いいちこパーソンに広がる世界の風景

iichiko Person and the World Scenery

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連載:いいちこパーソンに広がる世界の風景

vol.3 ハンガリー
iichiko Person and the World Scenery

TRAVEL & EAT

2025.03.28

4 min read

旅先でその土地の文化を深く知るには、市場を巡ること、そして地元の人とお酒を飲むこと。
爽やかな香りと深い味わいの麦焼酎「いいちこパーソン」を片手に、ブダペストのロマンチックな街並みを歩く、そんな旅のひととき。

Photo : Yuki Kumagai

Text : TRANSIT

ローカルのように、おつまみを選ぶチャレンジ。

ブダペストは「ドナウの真珠」と呼ばれることが多い。この呼称は、道に並ぶ建物の美しさを目の前にすればピンとくる。中央市場もそうだ。アール・ヌーヴォー様式の壮大な市場の光景は、訪れる者を圧倒する。今夜は、ブダペストっ子の家飲みに呼ばれている。市場でおつまみにぴったりなものを探すいい機会だ。屋台の鮮やかな色と食欲をそそる香 りに惹きつけられながら、最後に足を止めたのは、パプリカを売るおじさんの笑顔だった。私は彼にすてきなものを感じた。そうだ、私の秘密情報提供者になってもらおう。日本にハンガリーの美食を紹介するという、この上なく重要な任務を彼は重く受け止め、地元の人が行く屋台を教えてくれた。彼の助言に従い、パプリカソーセージ、伝統的なパン「キフリ」、そして新鮮な野菜とチーズを手に入れる。思いがけず充実した買い物となった。

貴重な助けをいただいたおかげで、私の市場冒険は予定よりも早く終わってしまい、街を散策することにした。ドナウ川を渡り、この街を代表する漁夫の砦へ。そこから眺めるブダペストは、夕陽を浴びて黄金色に輝いている。写真で何度も見た国会議事堂も、実際に目の当たりにすると、その壮麗さに息をのむ。もし自分がこの街に住んでいたら……と想像する。市場で買い物をし、ロマンチックな街並みをぶらぶら歩き、友人と集まり乾杯する―今日のような一日を何度も繰り返す日常。なぜか、仕事という概念は私の夢には出てこない。

気がつけば、友人のアパートの前に立っている。「地元の人が選びそうなものばかりね」と友人は驚く。「やっぱり、僕はセンスがいい」と答えながら、心のなかで市場のおじさんに感謝する。テーブルに並ぶのは、ソーセージ、チーズ、キフリ、そしていいちこパーソン。意外にも、ハンガリーの食卓にしっくりと馴染んでいる。私は友人にいいちこパー ソンをお茶割りで味わってもらい、次にお湯割りを勧める。しかし、友人の好みはストレートだった。「この方がハンガリーのおつまみに合うのだ」と微笑む。

Information

いいちこパーソン

「すこし飲んで、すこし旅する。」のキャッチコピーそのままに、ポケッタブルな小型のボトルは携帯がしやすく旅におすすめ。うまさを吟味したワンランク上の「いいちこ」は、水割り、オン・ザ・ロックス、そしてお湯割りにも。

希望小売価格

532円(税込)

アルコール度数

25度

容量

300ml

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ABOUT
Photo by

Yayoi Arimoto

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