INV50 Cloud Grey 38L Cabin
シンプルでありながらほどよく目立つスタイリッシュなカラーリング。上部に配置されたフロントポケットは移動中に荷物の取り出しが可能。ブレーキシステムやボトムハンドルなどの多数の機能を搭載した、万能スーツケースです。
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価格:¥23,980(税込み)
大きさ:H55xW35xD25cm(Total 115cm) *機内持込可(国際線、国内線100席以上)
容量 : 38 L
重量 : 3.3kg
スウェーデン発のメーカー〈イノベーター〉。そのプロダクトは単なる道具という枠を超え、「生活を楽しむ道具」として、 常に自分らしいライフスタイルを創造してくれる。 私たちの旅をもっと自由に、もっと楽しくする、イノベーターのスーツケースとともに世界各地へと旅に出た。
Photo : Kenji Haruta
Model:Chen Xuan Text:TRANSIT
週末、久しぶりにどこか遠くへ行こうと思い立って購入したのは、台北行きの航空券。服をざっと摑んでお気に入りのスーツケースに放り込んだだけの、最低限の荷物とともにやってきた。台湾で何をするかも決めていなかったが、人が忙しなく行き交うターミナル駅・台北駅に着いたとき、友人が教えてくれた十分というランタンの町の存在を思い出した。これだ。そう確信し、郊外へ向かう電車に飛び乗ることにした。
台北を出て10分ほどで、都会の街並みはすぐに緑の景色に変わる。車窓からは山林が見え、その合間に小さな町が点々と顔を覗かせた。車両はそのなかを、ゆるやかな速度で進んでいく。腰掛けている座席のシートは窓の外の木々よりもちょっとだけ濃く深い緑色をしていて、グレーがかったやわらかなブルーのスーツケースがよく似合うな、と思った。電車はときに揺れ、少し荒々しく停車する。その揺れは心地よい反面、相棒であるスーツケースがどこかに滑っていきそうで怖くなり、慌てて側面のロックをかちりと閉めた。
30分ほど乗っただろうか、乗り換え地点である瑞芳駅に到着した。淡い黄緑色の駅舎は、どこかノスタルジック。ここから十分への列車に乗り換えるつもりだ。だが、駅員さんに聞いてみると、次の列車が来るのは45分後らしい。結構待たなきゃいけないんだな。でも、せっかくの旅だ。どうせならこの瑞芳の町も少し散策してみようか。そう思い直し、スーツケースを持ち上げ、出口へと向かう階段を下りた。
シンプルでありながらほどよく目立つスタイリッシュなカラーリング。上部に配置されたフロントポケットは移動中に荷物の取り出しが可能。ブレーキシステムやボトムハンドルなどの多数の機能を搭載した、万能スーツケースです。
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価格:¥23,980(税込み)
大きさ:H55xW35xD25cm(Total 115cm) *機内持込可(国際線、国内線100席以上)
容量 : 38 L
重量 : 3.3kg
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