インゲンやジャガイモなどの温野菜に甘辛いピーナッツソースをかけた日常のおかず。
©︎Sakurai Midori
ナシ・ゴレン、ルンダン、 チキンライスなど、マレー半島と インドネシア地域には共通または類似する料理が分布している。 今回はインドネシアの代表的なグルメを10つ紹介。今後の旅の参考にもぜひ!
cooperation:YOKO ASANO, OTO FURUKAWA, SUMIKO INO text:TRANSIT
インドネシア料理は、レモングラスやターメリックの葉、ランクアスなど生のハーブを多用するのが特徴。乾燥スパイスを用いる料理は、イスラーム流入以後にスマトラから分布した。ハーブと香辛料をつぶして作る調味料のサンバルも料理の要!
インゲンやジャガイモなどの温野菜に甘辛いピーナッツソースをかけた日常のおかず。
©︎Sakurai Midori
魚(イカン)をバナナの葉に包んで蒸し焼きにした料理。ハーブとスパイスを多用する。
©︎Gunawan Kartapranate
屋台ではお馴染みの肉団子スープ。麵が入るミー・バッソとともに広く国民に愛される。
©︎Gunawan Kartapranate
大豆を発酵させたインドネシア版納豆・テンペを揚げたもの。副菜にもスナックにも。
©︎Nurudin Jauhari
鶏肉、野菜、茹で卵などが入った辛味のないスープ。ウコンを加えた黄色いスープが一般的。
©︎Muhammad Noor Fikri
鶏の唐揚げ。黒醬油に漬け込んだものやスパイスの効いたものなどさまざま。
©️Zany Maulana
麺(ミー)をフライパンで炒めたスパイシーな焼きそば。マレー系、中国系などで味が異なる。
©️aniekandriani
サンバルなどの辛味調味料を用いたチャーハン。フライパン料理は中国の影響を受けている。
©️Efti Yunita
甘辛い味つけのチャーシューやワンタンがのった汁なしの和え麺。中国系の影響を受けている。
©️Christ-lover
3国を含む東南アジアで広く食べられる串焼き。鶏肉を使ったサテ・アヤムがもっとも定番。
©️Zany Maulana
TRANSIT本誌ではインドネシア料理だけでなく、シンガポール、マレーシア料理もたっぷり掲載しています。見た目や名前は似ているけれど、3国の料理には意外な相違点や共通点がまだまだあります!
その他にも、文化や歴史など東南アジアの3国の様々な側面を知ることができるボリューミーな1冊です。⏬