2月28日は、カレワラの日!別名「フィンランド文化の日」とも呼ばれるこの日は、フィンランド国民がもっとも大切にしている1日です。
「カレワラ」は、医師のエリアス・リョンロートが、フィンランドの各地に出向き、その土地に伝承されている口承詩などを集め編集した民族叙事詩です。天地創造から物語がはじまり、さまざまな神が登場する「カレワラ」は、日本の成り立ちをドラマチックに描いたともいわれる「古事記」に近い存在です。
6世紀のスウェーデン統治からはじまり、ロシア統治下時代をへて、独立した国となったフィンランド。そんな統治時代に「自分たちはスウェーデン人でもなく、ロシアでもなく、フィンランド人なんだ」と、自分たちのアイデンティティを取り戻す大きなきっかけのひとつになったのが、この「カレワラ」なのです。
また、「カレワラ」は、フィンランドの独立機運を高めた重要な作品として、その後現代にいたるまで多様な分野に影響を与えています。フィンランドでもっとも有名な画家の1人といわれるアクセリ・ガッレン・カッレラは、「カレワラ」に出てくるさまざまなシーンを絵画として残しています。
そして、現在のフィンランドでもっとも有名なヘヴィメタルバンド「Amorphis(アモルフィス)」も、「カレワラ」を題材にしてコンセプトアルバムを発表しています。
© Cecil
フィンランドの独立機運を高めただけではなく、後世でも多くの影響をもたらしているのが「カレワラ」なのです。
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