フォー、スペアリブ、厚揚げ豆腐…
ハノイを食べ歩く。

連載|今週の編集部日誌 in Vietnam

フォー、スペアリブ、厚揚げ豆腐…
ハノイを食べ歩く。

People: 磯部里紗(TRANSIT)

TRAVEL&EAT&LIVE

2026.01.19

3 min read

今、どんな記事をつくってる? 週末はどこへ行ってた? 最近気になっていることは? などなど、TRANSIT編集部のオンオフの日々をお届けします。

現在、編集部は2026年3月発売のベトナム特集に向けて、現地で滞在制作中。ベトナムにいる間は、編集部日誌を毎日更新!

旅に出ると、その土地のものをすべて食べ尽くしたくなってしまう……(なんて欲張りなんだろう)。 ベトナムでもその気持ちは変わらず、今回の日誌では「ハノイのおいしいもの記録」をお届けする。

Photo & Text: Risa Isobe(TRANSIT)

ハノイのおいしいものその1
ニンニク香る、豪快な一皿「空芯菜炒め」

「ハノイでしたいこと」の編集部ミッションにあった「ビアホイ呑み」。それを達成するべく向ったのが〈Bia Hơi Ngọc Linh〉だった。
初日にふらりと立ち寄って以来、ビール1杯13,000VND(約78円)という驚きの安さに、ハノイ班の心を一瞬でつかまれてしまった。

「空芯菜炒め(Rau muống xào tỏi/ラウムオンサオトイ)」は、青々とした空芯菜をニンニクとともに炒めた一皿。
空芯菜のやさしい甘みとニンニクの香ばしさのバランスがよく、ビールのアテとして箸が止まらない。
 
空芯菜はカットされず、そのままの姿でワイルドに提供されるのも魅力のひとつ。思わず笑ってしまうような、その豪快さもまたおいしい。

ハノイのおいしいものその2
忘れられない、あの食感「厚揚げ豆腐」

同じく〈Bia Hơi Ngọc Linh〉で味わった「厚揚げ豆腐(Đậu hũ chiên/ダウフーチェン)」も、忘れがたい一品だ。
 
日本でも親しみのある料理だけれども、こちらは外側がカリッと香ばしく、ひと口かじると中からジュワッとやさしい甘みが広がっていく。その食感と味わいのバランスは、日本の厚揚げとはどこか異なり、この店ならではのものだと感じた。

ハノイのおいしいものその3
ミントが引き立てる一皿「スペアリブ」

こちらも〈Bia Hơi Ngọc Linh〉で味わった「スペアリブ(Sườn heo/スオン・ヘオ)」。もちろん、豪快にかぶりつく。脂はジューシーで、肉は驚くほどやわらかい。
「彩りのためかな」なんて考えながら、付け合わせのミントと一緒に口に運んでみると、さっぱりとした風味が加わって、思わず驚いた。ミントの風味が脂の重さをやわらげるとともに、肉の甘みをいっそう引き立ててくれるのだ。
 
ベトナムの人たちは、なんて偉大な発見をしてしまったのだろう!帰国してからも、必ずこの食べ方をしようと心に誓った、革命的な一品だった。

ハノイのおいしいものその4
カタツムリではなく巻貝!?「ブン・オック(Bún ốc)」

ハノイ発祥の巻貝(ốc)を使った米麺・búnの麺料理。ốcはカタツムリではなく、巻貝の一種だという。
「カタツムリ」と聞くと身構えてしまうが、味わいはエスカルゴに近く、コリッとした食感が米麺のさっぱり感によく合う。爽やかな香草の風味とトマトの酸味のバランスも心地いい。
貝特有のくさみもなく、思った以上に食べやすい一杯。名前にひるんでいる人こそ、ぜひ一度挑戦してみてほしい。

ハノイのおいしいものその5
My Best phởを探せ!「フォー」

街を歩いても、どこへ行っても目に入るのは「フォー(phở)」の文字。しかも一杯およそ300〜500円ほどで、お腹いっぱいになるのだから、つい惹かれてしまう。
 
わたしのお気に入りは、「tái(タイ)」と呼ばれるレアの牛肉がのったフォー。薄切りの牛肉をスープに浸しながら、麺と一緒にいただく。香草がたっぷり入っていて、驚くほどさっぱりとした味わいだ。
しばらく楽しんだら、「味変」を楽しめるのも、魅力のひとつ。
ライムを3〜4個ほど絞って酸味をプラスしたり、卓上のスライスニンニクでコクを足したり。
さらには、チリソースや生の薄切り赤唐辛子を加えれば、一気に身体中から汗が噴き出す。(ついでに口から火を吹きそうにもなる)
味の変化を楽しみながら、最後まで飽きずに食べられる一杯だ。ちなみに写真のフォーは〈Pho 10 Ly Quoc Su〉のもの。
 
食べてみたいものもたくさんあって、胃袋と時間がたりないくらい。
まだまだ紹介したい食べものはたくさんあるので、それはまた別の機会に、ということで。

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Photo by

Yayoi Arimoto

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