ベトナム滞在制作後編、始まる
ホーチミン班、到着。

連載|今週の編集部日誌 in Vietnam

ベトナム滞在制作後編、始まる
ホーチミン班、到着。

People: 菅原信子(TRANSIT編集長)

TRAVEL&LIVE

2026.01.21

7 min read

今、どんな記事をつくってる? 週末はどこへ行ってた? 最近気になっていることは? などなど、TRANSIT編集部のオンオフの日々をお届けします。

現在、編集部は2026年3月発売のベトナム特集に向けて、現地で滞在制作中。ベトナムにいる間は、編集部日誌を毎日更新!

いよいよ、後半戦のホーチミン取材がはじまりました。南部ホーチミンはどんな滞在になるのでしょう。本日の日誌は本誌編集長の菅原信子が担当!

Text:Nobuko Sugawara(TRANSIT)

ハノイ班、おつかれさまでした。3月発売ベトナム特集に向けてのTRANSITお引越し企画、後半戦の10日間がスタートです。
 
ハノイ班とバトンタッチして、1月19日の午後、編集部員4名がホーチミンに降り立ちました(そのうち一人はそのままダナン取材へ)。タンソンニャット国際空港の出国審査は長蛇の列で、熱気ムンムン。誰もがベトナムへの期待を胸に、ワクワクしているように見えます。

空港からはGrabタクシーで45分くらい。車道を隙間なく埋め尽くすバイクと車。ハードモードさを感じます。

ホーチミン班の拠点は、ホーチミン市1区南部の端っこ、小さな路地の突き当たりにあるペンシル型Airbnbです。荷物を置いて冬服から夏服に着替え、空腹を満たしに街へ。至るところに飲食店はあるけれど、まずは軽くフォーだろうとGoogle Mapsで見つけたお店へ向かいました。満席か?と思いきや、お店の人がお客さんをずらして席をこしらえ、私たちを迎え入れてくれました。

注文したのは、香草がたっぷり入った牛肉ボールのフォー(65,000VND、約390円)。牛肉の出汁が効いた味わい深いスープに、平たいフォーとパクチー。シンプルかつ間違いのないコンビネーションです。冬瓜ジュース(15,000VND、約90円)と一緒に、あっという間に平らげました。隣のジュース屋さんで買ったグァバジュース(25,000VND、約150円)もおいしくて一気飲み。爽やかな酸味が体の疲れとこもった熱を流してくれて、心身ともにベトナムスタイルへのシフトチェンジが完了しました。

とぼけた顔のネコが迎えてくれる宿舎。

宿舎(Aibnbのことです)に戻ると、別の仕事でタイのバンコク出張に行っていた統括編集長の林がサプライズ登場。やあやあ、本格的に夕食だ、と近所の海鮮料理屋さんへ向かいます。大きな水槽に、これまた大きなエビや魚たち。注文が入るとエビや魚が次々と網ですくわれて、そのまま調理場へゴー。私たちもそれに倣います。

運ばれてきたのは、ビニールの手袋とともに、カリッカリに揚げられた大きなエビ。さっきあの水槽にいた子が……と一瞬思うものの、熱々の皮を剥き、一心不乱にかぶりつきます。ぎゅっと詰まった弾力のある身、クセになる塩味。こんなにワイルドにエビを食べたのは初めてかもしれません。ほかにも、アサリのレモングラス蒸しスープや空芯菜のニンニク炒め、おかゆなど、さっきフォーを食べたことを忘れるくらいに箸が進みます。さらにはこちらのお会計が一人1700円ほどだったのですから、ベトナムへの期待値が急上昇!

すでに満腹ではあったものの、甘いものは別腹です。目指すはベトナムのスイーツ「チェー」。ぜんざいのようなものというイメージがありましたが、ゼリーやプリン、ヨーグルトなど、「チェー」には多様性を受け入れる包容力があるようです。

ちなみに翌日も中華系のチェーのお店に行ったのですが、黒胡麻ペーストの「芝麻糊」もまたメニューにありまして、その懐の深さを実感したのでした。

見た目は漆黒の墨。でも絶品なんです。

というわけで、美食の国ベトナムへの期待が高まる、初日のホーチミンの夜でした。食の話ばかりですみません。
 
20日からはデザイナーチームであるThereThereのAD渡辺和音さんと、デザイナー佐藤由香さんも合流。一緒にページを作り、さらに楽しいことができないかと計画しています。

人間・バイク・車・店・動物が路上にひしめきあい、無数のドラマが起こっていそうなメガシティ、ホーチミン。すでにメンバーは取材に走り回っていますので、明日からの編集部日誌もどうぞお楽しみに!

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Yayoi Arimoto

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