眠らない街?
ホーチミンで早朝の公園散歩。

連載|今週の編集部日誌 in Vietnam

眠らない街?
ホーチミンで早朝の公園散歩。

People: 松本美卯(TRANSIT)

TRAVEL

2026.01.29

3 min read

今、どんな記事をつくってる? 週末はどこへ行ってた? 最近気になっていることは? などなど、TRANSIT編集部のオンオフの日々をお届けします。

現在、編集部は2026年3月発売のベトナム特集に向けて、現地で滞在制作中。ベトナムにいる間は、編集部日誌を毎日更新!

今回は、ホーチミン滞在中の編集部松本が、現地の人びとで賑わう早朝の公園の様子をお届けします。

Photo & Text:Miu Matsumoto(TRANSIT)

ホーチミンの街は早朝から動き出す。起きる頃にはすでにどこからか陽気な音楽が鳴っていて、街にはバイクが溢れている。私もホーチミンの朝に乗り遅れまいと、大きめの公園に散歩に出ることにした。
ホーチミン1区のピンクの美しい外壁が有名なタンディン教会の近くにある、レバンタム公園へ向かった。編集部の宿舎からは、Grabバイクに乗って20分くらい。

日中は気温30度を上回るホーチミンだが、朝7時前は涼しい風が吹いて心地がよい。公園に入ると、目の前の広場からさっそく音楽が流れてくる。よく見ると男女ペアの人びとが音楽に合わせてダンスをしている。社交ダンスかな?

公園の外周をぐるっと囲むウォーキング&ランニングロードがあり、私も歩いてみることにした。
それにしても、早朝の公園なのに、人気のアーティストがライブをするのかと思うくらいに人が多い。こんなに多くの人が毎朝運動をしに公園に来ていることに驚く。運動といえば駅から職場まで10分歩くくらいの、日本での私の生活が不健康に思えてくる。

ひとりの人もいるが、友人たちや親子など数人のグループでおしゃべりしながら歩いたり走ったりしている。

外周をゆっくり歩いていると、公園の内側に様々な運動スポットがあることに気づいた。まずは屋外ジムのようなコーナー。多種多様な体を動かす機械が並んでいる。機械にほとんど空きがないほどの賑わいだった。

中央の3人の男性がおしゃべりしながら乗っているのは、足元がくるくる回るようになっていて、手で持ち手を掴んで上半身を固定し、下半身を左右にひねってくびれを鍛えられそう。左端には、自転車のような機械を漕いでいる人もいる。

ジムのコーナーでも、社交ダンスとは違うアップテンポのBGMが流れつづけている。
 
つづいてはバトミントンのコート。地面にコートの線が引いてあり、ネットもきちんと張ってあって本格的。競技用のコートよりは小さそうだが、朝の運動としてやる分にはしっかりとしている。これが無料で使えるなんてすごい。

砂場の奥に出てきたのは卓球台。2台あるもののどちらも使用中だった。卓球エリアの近くにあった子供向けの砂場や小さな滑り台などは、誰にも使われていなかった。平日の朝の公園は大人の場所なのかもしれない。

男性2人の試合を見ていると、球にカーブがかかるなど結構本格的。

またダンスをする一団に遭遇した。今度は社交ダンスではなくエアロビクスのような動きで、コーチがみんなの前で声を出しながら教えている。さながらジムのスタジオだ。

前に立っている男性がコーチのようだった。踊る人たちの運動ファッションもカラフルでかわいい。

ほかにも、バスケットボールのコートでは青年たちがプレイしていたり、小さなコートでテニスをしている人たちもいた。まだ朝日が上りきらないこの時間で大賑わいなので、暗い時間から動き始めている人も多いかもしれない。
 
飲食店は朝7時からオープンしているところが多く、朝が早いから夜も早いのかと思いきや、深夜まで若者たちでカフェは大混雑だったりする。世代によって生活スタイルが大きく変わるのかもしれないが、朝も夜も動きつづけるこの街は一体いつ眠っているんだろう?
とはいえ、旅で訪れる人にとっては、朝も夜も自分なりの生活スタイルで存分に楽しめるのがホーチミンのいいところかもしれない。

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Yayoi Arimoto

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