東日本大震災が起きた日

#今日は何の日

東日本大震災が起きた日

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2026.03.11

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今日は、東日本大震災が発生した日です。
2011年3月11日午後2時46分、東北地方の太平洋沖を震源とする巨大地震が発生しました。マグニチュード9.0を記録した、日本の観測史上最大規模の地震でした。
 
強い揺れは東北地方を中心に日本各地で観測され、地震の直後には巨大な津波が太平洋沿岸の広い範囲を襲いました。
とくに被害が大きかったのは、岩手県、宮城県、福島県などの東北沿岸地域です。津波は町や集落を飲み込み、多くの住宅や港、公共施設が破壊されました。警察庁のまとめによると、死者・行方不明者はおよそ2万2000人を超え、住宅の全壊・半壊は約40万棟とされています。

© lamplightfilm

大きな衝撃として記憶に残るのが、福島第一原子力発電所の事故です。地震と津波の影響によって発生したこの事故は、原子力の安全性やエネルギー政策をめぐる議論を世界中で活発化させ、再生可能エネルギー拡大の加速要因にもなりました。放射性物質の拡散により多くの住民が避難を余儀なくされ、今もなお帰還が難しい地域が残されています。

© かさこ背景資料写真家

東日本大震災は、自然災害としてだけでなく、日本社会に大きな影響を与えた出来事でした。
震災後、日本各地では防災の取り組みが見直されました。津波避難施設や防潮堤の整備、ハザードマップの作成や更新、地域での避難訓練の強化など、災害に備えるためのさまざまな対策が進められてきました。
また、震災をきっかけに、災害時の情報共有のあり方も変化しました。インターネットやSNSが安否確認や情報発信の手段として広く使われるようになり、災害時のコミュニケーションの重要な役割を担うようになりました。

© はぴぃえんど

震災の記憶は、文化や表現の中にも残されています。その一つが「花は咲く」という歌です。作詞は岩井俊二さん、作曲は菅野よう子さん。東日本大震災の被災地への思いを込めて生まれました。この歌は、失われた命への追悼と、未来への光を灯す歌として、今もなお人びとの心に寄り添い続けています。

© ryujinmaple

震災から年月が経ち、街は少しずつ復興しています。
新しい住宅地や道路が整備され、かつての景色とは違う風景が広がる場所もあります。一方で、被害の記憶や課題は残り、被災地では復興の取り組みが続いています。

© ryujinmaple

3月11日。
私たちが忘れずに語り継ぐこと。この日を迎えるたびに、東日本大震災で失われた多くの命に思いを寄せ、災害の記憶を後世に伝え、そして未来へ目を向ける。それが、震災の記憶を未来につなぐ一歩になることを信じています。今日という日が、命の大切さと、支え合うことの意味を改めて考える時間となりますように。

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Yayoi Arimoto

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