1821年3月25日は、オスマン帝国の支配下にあったギリシアが独立戦争を開始した日。
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ヨーロッパ南東部の地中海に面したギリシアは、バルカン半島の南端部と数千の島々からなる共和国。ミノス文明を代表するクノッソス宮殿など古代遺跡の宝庫であるクレタ島や、断崖絶壁に連なる白壁の街並みとエーゲ海のコントラストが印象的なサントリーニ島、ミロのヴィーナスが発見されたミロス島など、魅力的な島の宝庫です。
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ちなみに「ギリシア」という国が誕生したのはこの独立戦争のとき。それまではこれらの島やエーゲ海の沿岸に「ポリス」と呼ばれる独立国家が点在し、それぞれに文明が発達していました。その後ローマ帝国やオスマン帝国の支配下となり、独立戦争をへて現在の「ギリシア共和国」が生まれたのです。
毎年3月25日を独立記念日とし、首都アテネでは大規模な軍事パレードやイベントが行われます。ギリシアの民にとって３月25日は何よりも大切な日となっています。
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