今日は「プラハの春」が始まった日!
東西冷戦の真っ只中である1968年。東側陣営の社会主義国チェコスロバキアで、自由の尊重が叫ばれ始めました。「人間の顔をした社会主義」をスローガンに掲げ、この変革の指導者となったのは、共産党第一書記のアレクサンデル・ドプチェクです。
この変革をへてチェコスロバキア国民は、検閲制度の廃止や言論の自由の保障などを手に入れました。同年8月にソ連・東欧軍の介入により弾圧されてしまいますが、「プラハの春」はチェコスロバキア国内、そして国外の多くの社会主義国にも、民主化の風潮をもたらすことに成功しました。
革命の中心地であるプラハは、東欧の誇る美しい街のひとつです。
街のシンボルはプラハ城。正門に立つ衛兵は、直立不動でこの見事な城を見張っています。城に隣接する聖ヴィート大聖堂も必見です。プラハ出身の偉大な画家、アルフォンス・ミュシャの手掛けたステンドグラスも見どころのひとつ。
意外かもしれませんが、チェコは国民1人あたりのビール消費量が世界No.1の国でもあるんです。 その量は年間一人当たり約140ℓで、日本のなんと約3.5倍。ホスポダ(チェコ版居酒屋)では、安くておいしいチェコビールを楽しむことができます。
中心部は比較的コンパクトでプラハ城や、歩いて回れるのも魅力。見てよし、呑んでよしのプラハの街を、堪能してみては。
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