Day9/外国人は使える? 使い方は?
疑問だらけのYouBike体験記。

連載:編集部日誌 in 台湾

Day9/外国人は使える? 使い方は?
疑問だらけのYouBike体験記。

People : 小野 遥(TRANSIT)

TRAVEL

2024.10.10

3 min read

2024年12月発売のTRANSITは「台湾特集」!
編集部は雑誌制作のために約1カ月の間、台北に拠点を移し、台湾の東西南北を旅します。
TRANSIT.jpでは、編集部メンバーが日替わりで「編集部日誌 in 台湾」をお届けしていきます。

台湾に来たら試してみたかったのが、〈YouBike〉というサービスである。

町中に設置されたポートの自転車を自由に借りて別のポートに乗り捨てできる、台湾版LUUPのようなもの。驚くのはそのポートの多さで、5分も歩けばすぐにこのような黄色い自転車が並んでいるポートが見つかる。台北の街は意外に広く、MRT(地下鉄)などでは小回りがきかないこともあるので、これは便利そう。
 
 
健脚揃いの編集部の面々もこのシステムには興味津々だが、登録などがややこしそうという声が。ここはひとつ新参者の自分が詳細にレポートしておかねばなるまい。
 
 

この日はリサーチのため街をちょこちょこと巡る必要があったので、この機会に試してみた。
 
 
使い方はこんな感じ。
 

①アプリを落とす。(AppleGoogle
②画面左下の「Single Rental」からクレジットカードを登録。 
③借りたい自転車の赤い電源を入れ、表示されるQRを読み込む。 
④返すときはポートに自転車を差し込む。 
 
 
料金はこんな感じ
今後変わるかもしれないが、30分以上4時間以内の利用で10元(約47円)。安い!
 
 
SIMの電話番号とパスポート番号、プリペイドカード(悠遊カードなど)の3つを使って会員登録する方法もあるようだが、外国人の旅行客が登録するならクレジットカードが便利なように感じた。ただ、3000台湾ドルのデポジットがあるのて注意が必要。
 
 
 
さっそく借りてみる。

ポートがどこにあるかチェック。マークの色は残りの自転車の数を表していて、緑はOK、黄色は残りわずか、赤は空き車両なし、という意味のよう。

左側のボタン(会員登録をしている場合は右側)を押すと画面にQRコードが表示されるので、スマホ画面下部の「Scan」をタップして読み取る。

乗れた〜感動!ここまで長かった(調べるのが)。乗り心地が最高だ。

返すときはこのように左側のでっぱりをポートの溝に差し込む。しっかり差し込まないと返却完了とみなされないので、注意が必要だそう。
 
 
そのほか使い始めて出てきた疑問と、私調べのアンサー。
 
 
・ポート以外に駐輪はできるのか? 
→自転車自体に鍵があるので、街の邪魔にならないところに駐輪可。
 
 
・台湾の自転車の交通ルールは? 
→自動車と同様、右側通行。基本的に車道を通る。車道、歩道ともに、自転車専用レーンがあるところも。
 
 
・YouBike 1.0、2.0、2.0Eの違いは何か?
→1.0は2022年以前のシステムで、現在は2.0が主流。2.0Eは電動自転車のことでで、同じアプリで利用できるが、料金が変わる。

オレンジの車体が電動自転車。

以上、なるべくこの記事だけを見ればひと通り使えるように書いてみたが、どうだろうか。
間違いがあれば指摘をお願いします!
 
 
Youbikeの公式サイトはこちら

ノスタルジックな路地からハイブランドショップが並ぶ大通りまで。自転車に乗ると台北の様々な風景が見えてくる。

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Masumi Ishida

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