1867年3月30日は、当時ロシア領だったアラスカの土地をアメリカが720万ドルで購入した日。
アラスカ州旗
日本の約4倍の面積の土地を、日本円にして約10億円の価格で購入。1平方メートルあたりわずか5セントの買い物となりました。
© Frank Camp
ところが、アラスカといえば北緯70度付近に位置する極寒の地。アメリカ国内では「白熊だらけの動物園」「何も入らない冷蔵庫」などと揶揄される始末。国民からの評判はひどい有様でした。
しかし19世紀末にカリフォルニアで起こったゴールドラッシュを機にアラスカで土地調査を行ったところ、アラスカは石油、天然ガス、石炭、金、銀、銅などあらゆる天然資源の宝庫であることが発覚。「世界一冷たい宝石箱」と称されるなど、一挙に汚名を返上しました。
© Frank Camp
アラスカは写真家の星野道夫さんが20年近くも拠点にし、シロクマやカリブーの群れなど、多くの動物や自然の営みを撮りつづけた場所。想像を超える大自然は、今でも多くの写真家や冒険家をひきつけています。
Yayoi Arimoto
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Yuki Kumagai
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