1月24日は、「アラシタ祭」の日。ボリビアのラパスで毎年開催される、インカ時代からの伝統あるお祭りです。「アラシタ」とは先住民の言葉で「買って!」を意味し、祭の期間中はミニチュア品を売る市場が開かれます。
人々はアンデス地方の福の神「エケコ」の人形を買い、その人形に、手に入れたいもののミニチュアを持たせます。例えばお金を増やしたければお金のミニチュアを、食物を増やすことを願うなら穀物のミニチュアをエケコ人形に持たせ、自宅に飾っておきます。そうすることで一年以内に、エケコがミニチュアを本物にする(=願いを叶えてくれる)と信じられているのです。
ボリビアといえば、あの有名なウユニ塩湖をはじめとして幻想的な自然風景を楽しめる”絶景の宝庫”です。アラシタ祭の開催地であるラパスの近くにも、「ヴァレ・デ・ラ・ルナ(月の谷)」と呼ばれるスポットがあります。見渡す限りに奇岩が広がり、他の星に迷い込んだかのような感覚を味わうことができます。
南米周遊をするなら、隠れた観光大国ボリビアをルートに入れてみては?
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