民族音楽の大祭典!

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民族音楽の大祭典!

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2025.02.02

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フォルクローレ(民族音楽・舞踊)の大祭典「カンデラリア」が開催中!

© TELMO CACERES

ペルー南部、チチカカ湖畔に位置する町プーノ。300種を超える民族音楽・舞踊が存在する「フォルクローレの聖地」として知られています。これらの舞踊と音楽が集結するのが「カンデラリア」です。国内外から約6万人以上のダンサーとミュージシャンが集まり、お祭りムード一色になります。

© paula soler-moya

そもそも「カンデラリア」とは、インカ帝国が栄えていた16世紀にスペイン人が持ち込んだ守護神のこと。その聖母を崇める祭りとして始まりましたが、そこにチチカカ湖周辺の先住民のアイマラ族やケチュア族の土着信仰が融合し、現在の形になりました。そのため、カトリックの神を崇める祭りでありながら、アイマラ族やケチュア族の伝統芸能が披露されるという、世界でも類を見ない独自の祭りとなっています。

© paula soler-moya

例年、特に見どころとして注目を集めるのは、天使が悪魔を倒すストーリーが表現される舞踊「ディアブラータ」。ダンサーたちが50kg近い重厚な仮面と衣装を身にまといながら踊り狂る様は圧巻です。

© TELMO CACERES

ラテンの熱気に酔いしれながら、ペルーの貴重な伝統芸に触れることのできる「カンデラリア」。民族文化に関心があるなら、ぜひ一度見ることをおすすめします。

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Yayoi Arimoto

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