旅と世界のはなし vol.11
「バングラデシュの遺跡とあれこれ」
上田優紀(写真家)

旅と世界のはなし vol.11
「バングラデシュの遺跡とあれこれ」
上田優紀(写真家)

People: 上田優紀

TRAVEL&LISTEN

2025.01.06

2 min read

Podcast「TRANSIT Worldview〜旅と世界のはなし〜」では、最新号をより深く楽しむための制作秘話を話したり、ときにはゲストを迎えて国内外の知られざる世界をお届けしていきます。

『TRANSIT59号 東インド・バングラデシュ 混沌と神秘のベンガルへ』で「バングラデシュの大地を駆けて」という記事を寄稿してくださった写真家の上田優紀さんをお招きしました。

バングラデシュを横断する2000kmの旅。はじめは訪れたヒマラヤ以南最大規模を誇る仏教遺跡パハルプールのお話し。10世紀頃に仏教からヒンドゥーに移り変わったという歴史もあり、仏教の遺跡なのにヒンドゥーの神様のレリーフがあったりして、ユニークだったと上田さん。そして、次に訪れたヒンドゥー寺院のプティアやイスラームのモスク都市バゲルハットの話も。バングラデシュに赤茶色をしたレンガ造りの遺跡や寺院が多いのは、河川が多く石が採れないこの地域特有のものだということも教えてくれました。宗教の変遷を遺跡ごとに周った旅はとても興味深いお話しです。

【ホスト】編集者 佐藤桂子
【ゲスト】写真家 上田優紀
1988年、和歌山県出身。京都外国語大学を卒業後、24歳の時に世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)に登頂。

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Yayoi Arimoto

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