11月10日は、ジュゼッペ・ヴェルディの歌劇『運命の力』が初公演された日。
ヴェルディは、19世紀を代表するイタリアのロマン派音楽の作曲家です。主にオペラを制作したヴェルディは、イタリア・オペラに変革をもたらし、現代に至るもっとも重要な人物と評され「オペラ王」の異名をもちます。
『ナブッコ』、『リゴレット』、『椿姫』、『アイーダ』など数ある傑作があるなかで、代表作ともいえる『運命の力』は、1862年にロシア・サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場にて公演されました。
マリインスキー劇場は、1783年に女帝エカチェリーナ2世の勅令により、オペラとバレエの専用劇場として開設された「帝室劇場」です。石造りであったことから「石の大劇場」(ボリショイ・カーメンヌイ劇場)の名前で親しまれています。
ロシア帝国期からソビエト連邦時代にかけて、著名な指揮者や音楽家が数多く公演したマリインスキー劇場。由緒ある空間で味わうオペラは格別です。
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