今日はモハメド・アリの誕生日です!
ボクシングのオリンピック金メダリスト、ヘビー級王座 3 回獲得、そして政治活動家と、複数の顔をもつモハメド・アリ。12歳からボクシングを始め、あっという間にボクシング界の伝説の王者へとのぼりつめました。「チョウのように舞い,ハチのように刺す」という有名な言葉は、モハメド・アリが自らのボクシングスタイルを評したものであるということはご存知でしたか?
人種差別や晩年のパーキンソン病、そしてベトナム戦争にも果敢に立ち向かいながら、74年間の生涯に幕を閉じたモハメド・アリは、多くの人に勇気を与えました。
彼のルーツはアメリカ合衆国、ケンタッキー州のルイビルです。ルイビルのリベラルアーツカレッジ、スポルディング大学のコロンビアジムは、アリがかつてボクシングを習った場所でした。
12歳のころ、このジムの外に停めていた新品の赤い自転車を盗まれてしまったアリ。盗難を報告した警官に、「盗んだ奴を痛い目にあわせてやるんだ」と宣言すると、なんとその警官はジムのトレーナーでもあり、少年にボクシングを習うことを勧めました。
これをきっかけにアリはコロンビアジムでのトレーニングを始めたのです。現在でもこの建物の前には、アリへの敬意を表して赤い自転車が置かれています。
また、ルイビルは「地元の英雄」を讃える巨大な看板を街中に設置しています。そこにはもちろん、にこやかに微笑んだアリのバナーも。
ルイビル・ガス&エレクトリック(Louisville Gas & Electric)のビルに貼られているので、この街を訪れた際はぜひ探しに行ってみてください。
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