12月22日は、ベネズエラの上流階級出身のピアニスト、テレサ・カレーニョの誕生日です。
当時のもっとも重要なピアニストとして名を残し、しばしば「ピアノの女帝」、「ピアノのヴァルキューレ」といわれました。母クロリンダ・ガルシア・デ・セナ・イ・トロは音楽家の娘で、父方の祖父ホセ・カイエターノ・カレーニョはベネズエラの作曲界の重鎮であったため、テレサは若かりし頃からピアノの才能に恵まれていたのです。
ニューヨークでルイス・モロー・ゴットシャルクの指導を受けると同年に、わずか9歳にして、ニューヨーク・アーヴィン・ホールにてデビューを果たします。また、1876年にはオペラ歌手としてもデビューしました。
華麗な音楽人生を生きるテレサですが、実は結婚歴が4回あり男性遍歴も華麗とのこと。
カラカスの「テレサ・カレーニョ総合文化施設」はテレサにちなんで名付けられ、テレサ・カレーニョ劇場の名でも親しまれています。クリスマスシーズンには、テレサ・カレーニョ・バレー団によるくるみわり人形の公演もあるそうです。
美味しいベネズエラ・コーヒーを片手にテレサの美しい旋律を感じてみてはいかがですか。
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