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WEAR&THINK EARTH
2025.04.22
4月22日は、アースデイ。地球や環境のことを考え、私たちの日常を見つめ直すこの日を前に、マウンテンスポーツブランド〈マウンテンハードウェア〉(株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン)から、写真家・竹沢うるまさんとのコラボレーションによる特別なTシャツが発売されます。
黒鳥の羽の上にできた白い薄氷。真冬の岩壁。夕焼けに染まるカナック沖の氷山——。
3種はいずれも、うるまさんが北極で撮影した”白夜の光”を大胆に落とし込んだTシャツです。素材はリサイクルポリエステル100%のしなやかな肌触りで、背中には「KEEP EARTH AWESOME」のプリント入り。一見、美しい極地の光景を捉えた風景写真に見えますが、よく見るとそこには、変わりゆく地球の刹那的瞬間が映し出されています。
シロクマを探しに出かけたカナック沖で出合った大きな氷山。夕日で赤く照らし出されている。
© URUMA TAKEZAWA
真冬の岩山。白銀の世界の中で、雪が落ちて岩が露出した岩壁の色は、極北では新鮮に映るという。
© URUMA TAKEZAWA
黒鳥の羽の上にできた薄氷。極地の乾燥下で水分が少ないのか、全面が凍ることなく、一部分が凍っている。
© URUMA TAKEZAWA
うるまさんは、140カ国以上を旅してきた写真家です。彼が北極を訪れたのは、そこに生きる人びとの暮らしと、変わりゆく自然の姿を記録するためでした。撮影地となったのは、北極に位置する世界最北端の村・シオラパルク。冬には犬ぞりで狩りに出かけるこの地域の暮らしも、気候変動の影響で大きな変化に直面しています。10万年前に形成された氷河の氷が溶けだし、冬に凍るはずの海が凍らない。地球温暖化は、北極北部においても例外ではないのです。しかし、それは、遠く離れて暮らす私たちのひとつひとつの行動の結果にあるとうるまさんは語ります。
「自然から遠く離れた都会での生活が、極地に負荷を与えている。いま一度、我々はその繋がりを意識し、再考することが必要なのかもしれません。」
マウンテンハードウェアは、1993年の創業以来「8000m級の山でも使える高品質なギアを」という理念のもと、過酷な自然環境に挑む人びとを支えてきました。その根底には、自然とともに生きるという精神があるといいます。
わたしたちのためにも、地球のためにも、まずはできることから。この春、北極の光とともに、地球とのつながりを感じる一枚を選んでみませんか?
写真家
Uruma Takezawa /竹沢うるま
1977年生まれ。同志社大学卒業。 在学中、アメリカに一年滞在し、モノクロの現像所でアルバイトをしながら独学で写真を学ぶ。 帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年よりフリーランスとなり、写真家としての活動を本格的に開始。これまで訪れた国と地域は140を超える。「大地とともに生きる人々」をテーマに世界各地で撮影活動を行う。
1977年生まれ。同志社大学卒業。 在学中、アメリカに一年滞在し、モノクロの現像所でアルバイトをしながら独学で写真を学ぶ。 帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年よりフリーランスとなり、写真家としての活動を本格的に開始。これまで訪れた国と地域は140を超える。「大地とともに生きる人々」をテーマに世界各地で撮影活動を行う。
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