東京を深夜に出る飛行機に乗り、その日の朝にストックホルムに降り立つ。
沈まない太陽を追いかけ、時間をさかのぼるように、青の向こうへと飛んでゆくーーそんな旅の始まり。
Photo : Mina Soma
Text:TRANSIT
ストックホルムへ行こうと決めたのは学生時代の友人のSNSがきっかけだった。その投稿には、キラキラと水面が揺れるわずか5秒くらいの動画。キャプションには「水の都、ストックホルム」とだけ書かれていた。
社会人4年目の春。思うように成果が出ない日々で、あのきらめきが見たくなり、スウェーデン行きの航空券を取った。直行便があることも決め手だった。安いホステルと少し贅沢なホテルを半分ずつ予約し、行きたいカフェやショップをウェブ上のマップにピンし、空港から市内までの交通手段を調べた。プランがまとまると、今度はストックホルムまでの14時間のフライトをどう過ごすかを考えた。観たかった連続ドラマをタブレットにダウンロードして、マスクとおやつ、数独、実家から持ち帰った『長くつ下のピッピ』を、機内持ち込み用リュックに詰め込んだ。
スーツケースを引いてオフィスを出る。休暇楽しんでねという同僚からの言葉を背に羽田空港行きのバスに飛び乗った。深夜0時半の出発。機内用リュックを抱えていざフライトタイム、と思ったものの、離陸するなり眠りに落ちてしまった。ふと目を覚まし窓の外をのぞくと、群青のグラデーションの下から真っ赤な円が顔を出していた。地平線上に浮かんだ太陽は、なかなか昇らない。まるで丸い地球のなかで、太陽を追いかけながら飛んでいるみたいだった。
ストックホルムでは、計画の半分くらいしか実行できなかった。同じカフェで毎日同じシナモンロールを食べた。でもいいのだ。自分の目で、その青さを、たっぷりと確かめられたのだから。
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